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【2025-2026最新版】台湾(台北・新竹・台中)のインターナショナルスクール完全ガイド

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近年、半導体産業をはじめとする日系・欧米系企業からの赴任者が目覚ましく増加している台湾。世界トップレベルの治安と医療水準、そしてリーズナブルな物価を誇り、「子育て・教育環境」の観点でも東アジアで最も注目を集める拠点のひとつとなっています。

最大の特徴は、何と言っても「日本人が最も暮らしやすい環境」です。親日的な文化や日本食の浸透に加え、漢字文化圏であるため子どもたちが自然と中国語(繁体字)に親しみやすく、他都市と比べても「生活のストレスが極めて少ない」と駐在員ファミリーから絶大な支持を得ています。

一方で、「シンガポールなどに比べてインター校の選択肢が少ないのでは?」「新竹(シンチュー)赴任の場合、子どもの通学はどうなる?」「台湾海峡の地政学リスクはどう考えるべきか?」といった、リアルな不安を抱える保護者の方も多いはずです。

本記事では、こうした疑問に正直に向き合いながら、台湾インター校の最新事情や学費の相場、都市別のおすすめ20校リストまで、後悔しない学校選びに必要な情報を完全網羅してお届けします。

目次

台湾のインターナショナルスクールの特徴とカリキュラム

【2025-2026最新版】台湾(台北・新竹・台中)のインターナショナルスクール完全ガイド-1

台湾のインター校の最大の特徴は、「少数精鋭の高品質なラインナップ」です。バンコク(100校超)・シンガポール(80校超)・ジャカルタ(60校超)と比較すると、台湾全体でのインター校数は30〜40校程度と少なめです。

その代わりにTaipei American School(TAS)やTaipei European School(TES)など世界的に高い評価を受けるTier 1校が台北に集積しており、「質の高い学校を厳選しやすい」という点では選択肢が絞りやすい環境です。

主に以下の3つの教育体系(+台湾固有の特徴)が提供されています。

①IB(国際バカロレア)

思考力・探究型教育を重視。PYP(小学)、MYP(中学)、DP(高校)の3段階で構成されます。

台湾でのIB認定校の数はシンガポール・バンコクより少なく、2025年時点で台湾全土に約40校程度のIB認定校が存在します。Taipei American School(TAS)がIBDPを提供しており、欧米トップ大学への進学を目指す家庭の第一選択肢となっています。

②British Curriculum(英国式)/ European Curriculum(欧州式)

Taipei European School(TES)は英国セクション(IGCSE / A-Level)に加え、フランス国家カリキュラム(バカロレア)・ドイツ国家カリキュラム(アビトゥーア)という3つの欧州カリキュラムを一校内で提供する、アジアでも極めてユニークな学校です。欧州系(特に英国・フランス・ドイツ)の外交官・企業駐在員ファミリーに選ばれています。

③American Curriculum(米国式)

台湾のインター校の最大勢力は米国式カリキュラム(High School Diploma / AP)を採用する学校です。

TAS・Morrison Academy・Dominican International Schoolなど主要校の多くが米国式を採用しており、米国・カナダへの大学進学を目指す家庭に特に選ばれています。

台湾固有の特徴:中国語(繁体字)環境と「日台関係の親密さ」

これは台湾でのインター校生活全体を貫く固有のアドバンテージです。台湾の公用語は中国語(繁体字)ですが、日本語を話せる現地の方も多く、日常生活での言語的ストレスは東南アジア他国と比較しても格段に低い傾向があります。

また、日本の漢字と台湾の繁体字は多くの共通点があるため、日本人のお子様が中国語(繁体字)を学ぶ際の習得速度が速いと言われています。将来的に中国語を武器にしたいご家庭にとって、「簡体字(中国本土)より繁体字(台湾)から学ぶ方が、文化的な奥行きが深い」と評価するご家庭も増えています。

台湾のインター校は「選択肢は少ないが質は高い」東アジア新興教育拠点

台湾のインター校は、学校数・選択肢の多さではシンガポール・バンコクに及ばないものの、「生活環境の総合的な質」という観点では東アジア随一とも言える特徴を持っています。

世界最安全レベルの治安・充実した国民健康保険制度(外国人ARC保有者も加入可能)・日本食を含む食文化の豊かさ・交通の利便性(台北MRTの整備)・リーズナブルな物価、これらが組み合わさった「子育て環境としてのトータルコスパ」は、シンガポール・香港・日本と比較しても優位性が際立っています。

一方で、台湾特有のリスクとして正直にお伝えすべき点もあります。台湾海峡をめぐる地政学的な緊張感は、近年の国際情勢の中で一つの懸念事項として認識されています。また、7〜9月の台風シーズンには学校が臨時休校になるケースがあります。これらの点は、他の東南アジア諸国にはない台湾固有のリスクとして事前に把握しておく必要があります。

【学費ランキング】台湾のインター校の相場(日本円目安)

【2025-2026最新版】台湾(台北・新竹・台中)のインターナショナルスクール完全ガイド-3

台湾のインター校の学費は、シンガポール・香港より大幅に安く、バンコクバンガロール(インド)と同程度かやや高い水準です。Tier 1校(TAS・TES)はシンガポールのTier 2校に近い学費水準ですが、東京の私立校と比較しても遜色ない「コスト対教育の質」を誇っています。

大きく3つの「Tier(階層)」に分けることができます。

(※1TWD(ニュー台湾ドル)=約4.7円で計算(2026年3月現在)、学年はGrade 1〜Grade 9の目安)

🥇 Tier 1:プレミアム校(年間 NT$800,000〜NT$1,100,000 / 約380万〜530万円)

台湾を代表する歴史と実績を持つトップスクール。台北市天母(てんも)・士林(しりん)エリアに位置し、外交官・多国籍企業幹部の子弟が多く在籍します。IBスコア・進学実績・施設の充実度は東アジア最高水準の一角を占め、アジアで最も評価の高いインター校として世界的に認知されています。

Taipei American School (TAS)

1949年創立。台湾最高峰かつ東アジアで最も評価の高い米国系インターナショナルスクールの一つ。台北市士林区に広大なキャンパスを構え、幼稚園から高校まで一貫した教育環境に約2,600名が在籍します。

米国式カリキュラム(AP)とIBDPの双方を提供しており、50カ国以上からの生徒が在籍する真の多国籍環境です。過去10年間でオックスフォード・ケンブリッジ・アイビーリーグへの進学者を毎年輩出しており、進学実績・施設・課外活動のすべてにおいて台湾はもちろん東アジア全体でもトップクラスの評価を受けています。ただし入学競争は非常に激しく、特に中学・高校への編入はウェイティングが1〜2年に及ぶケースもあります。

https://www.taipeiamericanschool.org

Taipei European School (TES)

1989年創立。台北市天母(士林区)に位置する、アジアでも極めてユニークな「3カ国カリキュラム並立型」のインターナショナルスクールです。

英国セクション(IGCSE / A-Level)・フランスセクション(バカロレア)・ドイツセクション(アビトゥーア)が一つの学校内に共存しており、欧州系外交官・企業駐在員ファミリーのほぼすべての国籍に対応できるアジア唯一の学校として知られています。

2008年にIB Primary Years Programme(PYP)も導入しており、就学前〜小学部では英語教育も統合されています。欧州系の高い教育水準と多文化共生の校風が特徴で、英国・フランス・ドイツ大学への進学実績はアジアトップクラスです。

https://www.tes.tp.edu.tw

🥈 Tier 2:中堅人気校(年間 NT$450,000〜NT$800,000 / 約220万〜380万円)

教育の質と学費のバランスが非常に良く、日本人の駐在員や教育移住者に最も選ばれやすい層です。台北市内・郊外のほか、新竹・台中・高雄など地方都市のインター校もこの層に属します。EAL(英語補講)やJapanese Mother Tongue(日本語母語授業)のサポート体制を持つ学校も存在します。

Morrison Academy — Taipei(林口区)/ Taichung / Kaohsiung

1952年創立。台湾最古のプロテスタント系インターナショナルスクールグループで、台北(文山区)・台中・高雄の3都市にキャンパスを持ちます。

米国式カリキュラム(AP)を採用しており、キリスト教的価値観に基づいた道徳教育とアカデミックの高い水準を両立していることで知られています。TAS・TESより学費が抑えめでありながら、米国トップ大学への進学実績も十分に高い。台湾全土に複数都市のキャンパスを持つため、台北以外への赴任が決まったご家庭にとっても有力な選択肢です。

https://www.mca.org.tw

Dominican International School (DIS)

1960年創立。台北市士林区に位置するカトリック系(ドミニコ会)インターナショナルスクールです。

米国式カリキュラムを採用しており、幼稚園から高校まで一貫した教育環境を提供。礼拝・道徳教育とアカデミックの両立を重んじる校風で、カトリック系のご家庭はもちろん、宗教に関係なく「規律ある落ち着いた環境」を求めるご家庭にも選ばれています。天母エリアという外国人居住区の中心に位置するアクセスの良さも魅力です。

https://www.dishs.tp.edu.tw

Hsinchu International School (HIS)

新竹市に位置する、台湾の半導体産業の心臓部「新竹科学工業園区(サイエンスパーク)」への赴任者ファミリーを主な対象とするインターナショナルスクールです。

TSMC・UMC・ASEなど半導体大手の外国人技術者・エンジニアが急増する新竹において、英語教育環境を確保できる数少ない選択肢として機能しています。近年の半導体産業ブームに伴い、日本人エンジニアの赴任増加を背景として日本人生徒・日本語サポートへの対応強化が進んでいます。

https://www.hisnet.org

Pacific American School (PAS)

台北市内に位置する中規模の米国系インターナショナルスクール。

米国式カリキュラムとIB PYPを組み合わせた教育を提供しており、TASよりも学費が抑えめでありながら、英語教育環境の質は高く評価されています。日本人・韓国人・欧米系・台湾人の国際家庭など多様な背景を持つ生徒が在籍しており、EALのサポートも充実しています。天母エリアへのアクセスも良好です。

https://www.pas.tp.edu.tw

American School of Taichung (AST)

台中市に位置する米国系インターナショナルスクール。

台湾中部最大の都市・台中への赴任が決まったご家庭の主選択肢として機能しています。米国式カリキュラムを採用しており、台中の外国人コミュニティ(欧米系・日本人・韓国人)が一定数在籍しています。台中は台北より物価が安く、生活ペースが穏やかなことから、長期滞在・教育移住を検討するご家庭からの注目も高まっています。

https://www.ast.tc.edu.tw

Kaohsiung American School (KAS)

台湾南部の大都市・高雄市に位置する米国系インターナショナルスクール。

高雄港・高雄サイエンスパーク周辺への赴任が決まったご家庭、あるいは台湾南部での長期滞在を選ぶご家庭の選択肢として機能しています。台湾南部は台北と比べ気候が温暖で、生活コストもさらにリーズナブルな傾向があります。

https://www.kas.tw

🥉 Tier 3:コストパフォーマンス校(年間 NT$250,000〜NT$450,000 / 約120万〜220万円)

台湾ならではの生活コストの低さを最大限に活かした学校群です。台湾人生徒・国際家庭の子どもが混在する環境で、英語教育と中国語(繁体字)教育が並立する独自のバイリンガル環境が特徴です。

Grace Christian Academy (GCA)

台北市内のプロテスタント系小規模インターナショナルスクール。米国式カリキュラムをベースに、少人数制クラスと家庭的なキリスト教環境が特徴。Morrison Academyと並ぶキリスト教系インター校として、信仰に基づいた教育を重視するご家庭に選ばれています。学費がTier 2より大幅に抑えられており、コスト重視のご家庭の選択肢として機能しています。

https://www.gca.org.tw

Taipei Montessori School

台北市に位置するモンテッソーリ教育を採用した小規模インター校。幼稚園〜小学校課程が中心で、主体性・自己決定を重視するモンテッソーリメソッドと英語環境を組み合わせた独自の教育環境が特徴。従来型の詰め込み教育に疑問を持つご家庭や、創造性・主体性を最優先するご家庭から支持を集めています。

https://www.taipeimontes.com

徹底比較!日本人が多い学校 vs 国際色が強い学校

「日本人が多い方が安心か、少ない方が英語が伸びるか」——これは台湾で学校探しをするすべての日本人家庭が直面する永遠のテーマです。

台湾特有の事情として、「台湾はもともと親日国であり、日本人が特別に「外国人」と感じる場面が少ない」という環境があります。学校の外でも日本語が通じる場面が多く、日本食・日本の習い事・日本語補習校のネットワークも充実しているため、他の東南アジア諸国と比べて「日本人コミュニティへの依存度が自然と下がりやすい」という特徴があります。

日本人が多い(サポートが手厚い)学校

台北市内の天母(てんも)・士林(しりん)・文山(ぶんざん)エリアに外国人居住区が形成されており、日本人コミュニティが比較的集まっています。

メリット

  • EAL(英語補講)が充実
    英語ゼロからでも受け入れてくれる懐の深さがあります。
  • 日本語維持(Japanese Mother Tongue)の授業
    帰国子女受験やIBの「日本語A」選択に有利なJMT授業を提供する学校があります。
  • 台湾の親日文化との相乗効果
    学校内での日本人コミュニティの安心感に加え、学校外でも台湾人から日本人が温かく受け入れられる環境のため、「日本語・日本文化から離れられない」ストレスが他国より小さい。
  • 中国語への親しみやすさ
    台湾の日常生活(買い物・習い事・地域コミュニティ)が自然な形での中国語(繁体字)への接点となります。

デメリット

  • 日本語環境への甘え
    台湾は日本語が通じる場面が多いため、「英語を頑張らなくても生活できてしまう」という状況に陥りやすいリスクがあります。意識的に英語環境への積極的な参加を促す必要があります。

代表的な学校

  • Morrison Academy(台北文山キャンパス)
    台北の日本人コミュニティが一定数在籍しており、JMT授業・EALサポートも充実。帰国子女受験を視野に入れたご家庭に選ばれている。
  • Dominican International School
    天母という外国人居住区の中心に位置し、日本人ファミリーへの対応実績が豊富。アットホームな校風で初めての海外生活でも安心感が高い。
  • Pacific American School
    日本人・韓国人が一定数在籍。EALサポートも整っており、英語ゼロからのスタートに対応。

国際色が強い(多国籍)学校

厳格な国籍バランス管理を行うTier 1校や、外交官・多国籍企業幹部の子弟が多く集まる大規模校です。

メリット

  • 真のグローバル英語環境
    50カ国以上からの生徒が英語を共通言語として使用することで、英語が「授業の言語」ではなく「生活の言語」として自然に身につきます。
  • アジアトップクラスの進学実績
    特にTASのIBDP・AP進学実績は欧米トップ大学への扉を力強く開きます。

デメリット

  • 入学ハードルが高い
    TASは特に競争が激しく、ウェイティングが1〜2年に及ぶケースがあります。EALの枠も限られています。
  • 親にも英語力が求められる
    PTA活動・保護者会・学校行事がすべて英語で行われるため、保護者自身もある程度の英語力が必要です。

代表的な学校

  • Taipei American School (TAS)
    50カ国以上から約2,600名。東アジアトップクラスの進学実績とアメリカンでオープンな多国籍コミュニティ。
  • Taipei European School (TES)
    英国・フランス・ドイツの3カ国カリキュラム並立。欧州外交官・企業駐在員が中心の独自のコスモポリタン環境。

【日本人向け】台湾のインター校 おすすめ20校リスト

【2025-2026最新版】台湾(台北・新竹・台中)のインターナショナルスクール完全ガイド-4

【台北編】

【台北御三家(Tier 1)】

1. Taipei American School (TAS)
  • 特徴:1949年創立の台湾最高峰かつ東アジアトップクラスの米国系インター校。約2,600名、50カ国以上。AP・IBDPを提供し、オックスブリッジ・アイビーリーグへの進学者を毎年輩出。台湾インター校の絶対的頂点。ウェイティング必至のため即時問い合わせが必須。
  • URL:https://www.taipeiamericanschool.org
  • カリキュラム:米国式(AP)/ IB DP
  • 立地:台北市士林区(天母)
2. Taipei European School (TES)—英国セクション
  • 特徴:1989年創立のアジア唯一「3カ国カリキュラム並立型」インター校。英国IGCSE / A-Level・フランスバカロレア・ドイツアビトゥーアが共存。欧州外交官・企業駐在員ファミリーの最高峰の選択肢。IB PYP(小学部)も提供。
  • URL:https://www.tes.tp.edu.tw
  • カリキュラム:英国式(IGCSE / A-Level)/ フランス式 / ドイツ式 / IB PYP
  • 立地:台北市士林区(天母)
3. Taipei European School (TES)—フランスセクション
  • 特徴:同TES内のフランス国家カリキュラム部門。フランス語でのバカロレア取得を目指す。フランス政府の教育省による公式認定を受けており、フランス人家庭・フランス語教育を希望するご家庭の最高峰の選択肢。
  • URL:https://www.tes.tp.edu.tw
  • カリキュラム:フランス式(バカロレア)
  • 立地:台北市士林区(天母 / 陽明山)

【英国式・IB系・特色校】

4. Dominican International School (DIS)
  • 特徴:1960年創立のカトリック系(ドミニコ会)インター校。大直(ダージー)エリアという外国人居住区の中心に位置し、米国式カリキュラムを採用。礼拝・道徳教育とアカデミックの両立を重んじる落ち着いた校風。日本人ファミリーへの対応実績も豊富。
  • URL:https://www.dishs.tp.edu.tw
  • カリキュラム:米国式(AP)
  • 立地:台北市中山区(大直エリア近郊)
5. Morrison Academy Taipei
  • 特徴:1952年創立のプロテスタント系老舗インター校。2020年に新北市の林口(Linkou)へ移転。米国式カリキュラムにキリスト教的価値観を組み合わせ、TAS・TESより学費が大幅に抑えめ。日本人コミュニティも一定数在籍しJMT授業も提供。
  • URL:https://www.mca.org.tw
  • カリキュラム:米国式(AP)
  • 立地:新北市林口区

【日本人に大人気の中堅・好アクセス校】

6. Grace Christian Academy (GCA)
  • 特徴:台北市内のプロテスタント系小規模インター校。米国式カリキュラムで少人数制クラスの手厚い個別対応が特徴。学費はTier 2より大幅に抑えめで、信仰に基づいた教育環境を重視するご家庭に選ばれている。
  • URL:https://www.gca.org.tw
  • カリキュラム:米国式
  • 立地:台北市南港区
7. Taipei Adventist American School (TAAS)
  • 特徴:台北市北投区に位置するセブンスデー・アドベンチスト教会系インター校。米国式カリキュラムを採用しており、キリスト教的な価値観と規律を重んじるアットホームな校風。学費が抑えめで、医療・健康・菜食主義を尊重する教育文化が特徴。北投温泉地区という落ち着いたエリアに位置しています。
  • URL:https://www.taas-taiwan.com
  • カリキュラム:米国式
  • 立地:台北市士林区(陽明山)
8. Taipei Montessori School
  • 特徴:台北市内のモンテッソーリ系小規模インター校。主体性・自己決定・創造性を重視するモンテッソーリメソッドと英語環境を組み合わせた独自の教育環境。幼稚園〜小学校課程中心。従来型教育に疑問を持つご家庭の選択肢。
  • URL:https://www.taipeimontes.com
  • カリキュラム:モンテッソーリ(米国式ベース)
  • 立地:台北市大安区 / 万華区
9. Kang Chiao International School(康橋國際學校)
  • 特徴:台北郊外・新北市に位置する、台湾系の大規模インターナショナルスクール。台湾の高校カリキュラムとIGCSE・IBを組み合わせており、外国籍生徒と台湾籍生徒が混在する独自の環境が特徴です。広大な全寮制対応キャンパスを持ち、「台湾の文化に溶け込みながら国際水準の教育を受けたい」ご家庭の選択肢として注目されています。
  • URL:https://www.kangchiao.edu.tw
  • カリキュラム:IB(MYP, DP)/ 英国式(IGCSE)/ 台湾式
  • 立地:新北市新店区(秀岡キャンパス)/ 林口区

【新竹編】

10. Hsinchu International School (HIS)
  • 特徴:新竹科学工業園区(サイエンスパーク)への赴任者ファミリーの最重要選択肢。TSMC・半導体産業の急拡大に伴い、日本人・韓国人・欧米系エンジニアの入学が急増中。英語教育環境を確保できる新竹唯一の本格的インター校として、施設拡充・EAL強化が進んでいます。
  • URL:https://www.hisnet.org
  • カリキュラム:米国式 / IB PYP
  • 立地:新竹市(香山区)
11. Hsinchu County American School(新竹縣美國學校)
  • 特徴:新竹県(竹北地区)に位置する米国式インター校。新竹サイエンスパーク周辺の竹北・竹東エリアに居住する外国人エンジニアファミリーに対応。HISと並ぶ新竹エリアの選択肢として機能しており、台湾系企業・外資系企業の技術者ファミリー双方から利用されています。
  • URL:https://www.hcas.tw
  • カリキュラム:米国式
  • 立地:新竹県(竹北市)
12. Pacific American School (PAS)
  • 特徴:新竹県(竹北地区)に位置する中規模米国系インター校。米国式カリキュラム+IB PYPを組み合わせた教育を提供。TASより学費が抑えめで英語ゼロからのEAL対応も充実。日本人・韓国人・欧米系・台湾人国際家庭が在籍するバランスの良い環境。
  • URL:https://www.pas.tp.edu.tw
  • カリキュラム:米国式 / IB PYP
  • 立地:新竹県(竹北市)

【台中・高雄・台南編】

13. Morrison Academy — Taichung
  • 特徴:台中市に位置するMorrison Academyのタイチュンキャンパス。台湾第二の都市・台中への赴任が決まったご家庭の主選択肢。台北文山校と同じカリキュラム・教育水準を台中で受けられる点が、台北→台中の転勤が発生した際に転校をスムーズにする強みとなっています。
  • URL:https://www.mca.org.tw
  • カリキュラム:米国式(AP)
  • 立地:台中市北屯区
14. American School of Taichung (AST)
  • 特徴:台中市に位置する米国系インター校。Morrison Academyと並ぶ台中エリアの選択肢。台中の外国人コミュニティ(欧米系・日本人・韓国人)が在籍しており、台中が台北より生活コストが低く穏やかなペースで暮らせる点を魅力とするご家庭に選ばれています。
  • URL:https://www.ast.tc.edu.tw
  • カリキュラム:米国式
  • 立地:台中市北屯区
15. Morrison Academy — Kaohsiung
  • 特徴:高雄市に位置するMorrison Academyの高雄キャンパス。台湾南部の大都市・高雄への赴任が決まったご家庭の主選択肢。台湾南部は気候が温暖で、台北より物価・家賃がリーズナブルな点が魅力。台中校・台北校との転校がスムーズなため、複数都市への転勤が予想されるご家庭に特に便利。
  • URL:https://www.mca.org.tw
  • カリキュラム:米国式(AP)
  • 立地:高雄市大社区
16. Kaohsiung American School (KAS)
  • 特徴:高雄市に位置する米国系インター校。Morrison Academyと並ぶ高雄エリアの選択肢として機能しており、高雄港・高雄サイエンスパーク周辺への赴任者や、台湾南部での長期滞在を選ぶご家庭に選ばれています。
  • URL:https://www.kas.tw
  • カリキュラム:米国式
  • 立地:高雄市左営区
17. Tainan American School (TNIS/TAS)
  • 特徴:台湾南部・台南市に位置する米国系インター校。台南は台湾の古都として知られ、歴史・文化が豊かな落ち着いたエリアです。台南科学工業園区への赴任者ファミリーや、台湾の伝統文化に近い環境での子育てを希望するご家庭に選ばれています。
  • URL:https://www.tas.tn.edu.tw
  • カリキュラム:米国式
  • 立地:台南市(安平区)

【参考:補習校・日本人学校】

18. 台北日本人学校(Taipei Japanese School)
  • 特徴:文部科学省認定の在外教育施設。台北市内に位置し、日本の学習指導要領に準拠した授業を行います。日本への帰国を前提とした日本人ファミリーの主選択肢の一つ。インター校に通いながら日本語・国語を維持するための週末補習校との併用パターンも定番化しています。
  • URL:https://www.tjstpe.org
  • カリキュラム:日本式(文部科学省準拠)
  • 立地:台北市内
19. 台中日本人学校(Taichung Japanese School)
  • 特徴:台中市に位置する在外教育施設。台中エリアに赴任した日本人ファミリーの日本語維持・帰国受験対応の選択肢。インター校(Morrison Academy Taichung・AST)との併用が定番となっています。
  • URL:https://www.tjs.tc.edu.tw
  • カリキュラム:日本式(文部科学省準拠)
  • 立地:台中市
20. 高雄日本人学校(Kaohsiung Japanese School)
  • 特徴:高雄市に位置する在外教育施設。台湾南部の日本人コミュニティの日本語教育拠点として機能しています。Morrison Academy Kaohsiung・KASなどのインター校と補習校を併用するご家庭が多い。
  • URL:https://www.kjs.ks.edu.tw
  • カリキュラム:日本式(文部科学省準拠)
  • 立地:高雄市

【2025-2026年】台湾のインター校・最新トレンド

台湾のインターナショナルスクール事情は、半導体産業の急拡大・外国人エンジニアの急増・教育移住への注目度上昇により、ここ数年で急速に変化しています。

これから台湾赴任・教育移住を検討する方が知っておくべき最新の重要トピックを3つ解説します。

① ARC(外国人居留証)・ゴールドカードと長期滞在の現実

知っておくべきリアルな取得条件・注意点

就労ビザ+ARC(外国人居留証)と家族ARC

台湾での就労には、台湾企業・外資系企業からのスポンサーによる就労許可証と、それに基づくARC(外国人居留証 / Alien Resident Certificate)が必要です。就労ARC保持者の配偶者・子どもは「家族ARC」で滞在でき、子どものインター校入学と連動して居留許可が維持されます。ARCは通常1〜3年ごとの更新が必要です。

就業ゴールドカード(Employment Gold Card)の活用

台湾政府が2018年に導入した「就業ゴールドカード」は、高度専門人材(テック・金融・医療・芸術など各分野の基準を満たす者)を対象に、就労許可・居留許可・再入国許可・健康保険加入をワンカードで提供する優遇制度です。有効期間は1〜3年(更新可能)で、半導体・IT産業の高度外国人材として台湾に赴任・移住する方の間で急速に普及しています。

「母子教育移住」の現実

台湾には、タイのEDビザ+保護者Oビザのような「子どもの就学を根拠とした保護者の独立長期滞在ビザ」制度は存在しません。就労ARCを持つ主たる稼ぎ手の帯同(家族ARC)が基本となります。ただし、ゴールドカード取得者の家族ARC、またはリモートワーカーが就業ゴールドカードを自身で取得して母子台湾移住を実現するケースも増えており、この点では他の東南アジア諸国より柔軟な対応が可能な場合もあります。

国民健康保険(NHI)への加入

台湾の国民健康保険は、ARC取得後(一定期間経過後)に外国人も加入可能であり、世界最高水準とも評されるコスパの良い医療が利用できます。子どもの急病・受診という観点での安心感は、東南アジア他国と比較しても際立って高いと言えます。

② 半導体産業ブームと新竹インター校の「急速な整備」

TSMC等の競争力向上により、新竹科学工業園区周辺への外国人エンジニア赴任が急増しています。これを受け、現地のインター校では施設拡充や英語・EALサポートの強化が急ピッチで進み、かつての「新竹は子育てのハードルが高い」という状況は大幅に改善されました。

③ 台湾海峡をめぐる地政学的リスクと「教育移住先としての現実評価」

台湾への赴任・教育移住を検討する際に、避けて通れないのが台湾海峡をめぐる地政学的緊張という話題です。これは事実として存在するリスクであり、誠実にお伝えする必要があります。

現地の外国人コミュニティの実態的評価

台湾に長年在住する外国人コミュニティ(外交官・駐在員・長期移住者)の多くは、「緊張感は報道より低く、日常生活への影響はほとんどない」と評価しており、実際に2026年時点でも外国人の転入超過が続いています。台湾政府・米国・日本政府も引き続き台湾との経済関係を強化しており、外資系企業の台湾投資は増加傾向にあります。

リスクとトレードオフの判断

「安全かどうか」という問いに対する最終的な判断はご家庭それぞれに委ねられますが、「台湾海峡のリスク」と「台湾が提供する生活環境・教育環境・コスパ」のトレードオフをどう評価するかが、台湾教育移住を選択するか否かの核心的な問いとなります。多くの日本人駐在員ファミリーがこの問いと向き合いながら、台湾を選び、生活を楽しんでいるという現実があります。

失敗しない学校選びのポイント

台湾、特に台北は、東アジアで最も「日本人が暮らしやすい」と感じやすい国の一つであり、高品質な教育環境・医療・治安・食文化・生活コストのすべてにおいて優れたバランスを持つ都市です。

しかし、学校選びにおいては以下の点に注意してください。

  • TAS・TESのウェイティングは最優先で登録
    Taipei American School(TAS)は、特に中学校(Grade 6〜)以上への転入はウェイティングが1〜2年に及ぶケースがあります。赴任が決まった時点で即座に問い合わせ、ウェイティングリストへの登録を最優先で行いましょう。「まず他の学校に入学し、TASのウェイティングを待つ」という二段階プランも現実的な選択肢です。
  • 新竹赴任なら「学校の現状」を必ず最新情報で確認
    変化の激しい新竹のインター校(定員、EAL、施設状況など)は、ウェブサイトに頼らず、必ず直接問い合わせて最新の状況を把握してください。
  • 台北以外の都市は「日本人コミュニティの規模が小さい」ことを把握
    台中、高雄、台南などの都市は日本人コミュニティが小さく、Morrison Academyがほぼ唯一の有力な選択肢となるケースが大半です。
  • 台風シーズン(7〜9月)の学校対応を確認
    7〜9月の台風接近時の休校基準や、オンライン授業への切り替え対応を事前に把握しておきましょう。
  • 中国語(繁体字)学習を「台湾生活の最大の付加価値」として活用
    英語と並行して日常から繁体字中国語を学べる環境は、台湾ならではの特権です。課外活動や現地コミュニティを積極的に活用してください。
  • まずはスクールツアー(見学)へ
    台湾の学校の雰囲気・施設・コミュニティは、ウェブサイトだけではわかりません。必ず現地見学を行い、在校生の表情・教師との距離感・施設の状態を自分の目で確認しましょう。

まとめ

台湾での教育移住や駐在帯同は、東アジア随一の親日的な文化と温かい人々に囲まれながら、英語・中国語(繁体字)という二つの国際言語を同時に身につけ、世界トップクラスのインター校で学べるという、他の国では得られない独自の体験です。

地政学的なリスクとトレードオフを正直に評価した上で、ご家庭の教育方針にぴったりの学校と生活スタイルを見つけてください!

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お子さまの「今」と「これから」。

「何から始めれば…」というご相談も大歓迎です。
日本人スタッフの丁寧なヒアリングとインター教師の確かな目線で、
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この記事を書いた人

海外で暮らす日本人家庭の教育課題に長年寄り添うインターナショナルスクール進学サポーター。世界各国の入学手続き、留学準備、EAL対応、学習支援、進路相談まで一気通貫で伴走し、数多くの生徒の「その子らしい進路選択」を支えます。
国境を越える教育のハードルを下げ、子どもたちが伸び伸びと学べる環境づくりを目指して活動中。

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