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EAL卒業基準は学校で違う?卒業なのに英語力が足りない、その理由と対策

アジアのインターナショナルスクールに通うお子さんをもつ保護者の方から、こんなご相談を頂くことが増えています。

「先日、EALを無事に卒業しました。でも、授業についていけていないみたいで……」
「2年間のEALプログラムを終えたから大丈夫だと思ったのに、家で見ていると不安で」

学校から「EAL卒業」というお墨付きをもらったにもかかわらず、実際の授業ではまだまだ英語に苦労している。この「卒業=英語力完成」ではないギャップに悩まされているご家庭は、実は少なくありません。

本記事では、なぜそうしたことが起きるのか、そして学校の外でどんな対策がとれるのかを整理していきます。

特に、こんなお悩みを持つご家庭に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

  • EALを卒業したものの、学校の授業にどこまでついていけているのか見えづらい
  • 日常会話はできているのに、エッセイやテストの点数が思うように伸びない
  • 卒業後に受けられる英語サポートの選択肢がわからず、このままでいいのか不安がある
目次

1. 「EAL卒業」はどう決まるのか? 国際基準と現実のズレ

まず、お子さんが「卒業」したとき、学校は何をもって「もう大丈夫」と判断したのでしょうか。

アジアのインターナショナルスクールで最も広く使われている英語力評価の枠組みが、WIDA(World-class Instructional Design and Assessment) です。

WIDAは「友だちと話す社交英語(BICS)」だけでなく、「授業を理解し、レポートを書き、議論する学習言語(CALP:アカデミック英語)」まで含めた4技能(リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング)を6段階で測定します。

WIDAの各レベルは、次のように位置づけられています。

WIDAレベル / CEFR目安呼称内容
1 / Pre-A1 〜 A1Entering視覚的サポートがあっても、最小限の社交言語・学習言語のみ使用可能
2 / A1 〜 A2Emerging一部の社交英語と一般的な学習言語を使用可能だが、誤りが多い
3 / A2 〜 B1Developing社交英語と一部の専門的な学習言語を使用、誤りがコミュニケーションを妨げることがある
4 / B1 〜 B2Expanding社交英語と専門的な学習言語を使用、誤りはあっても意味は通じる
5 / B2 〜 C1Bridging学年相応の教材で社交・学習の両方の言語を使え、英語母語の生徒に近い
6 / C1Reaching英語母語の生徒と同等の運用能力
WIDAレベルの目安と定義

多くの学校や教育機関でEAL卒業の基準はWIDA 5.0〜5.5

WIDAレベル5(Bridging)は「学年相応の教材を使い、英語母語の生徒に近いレベルで授業に参加できる」段階と定義されています。

WIDAを開発したウィスコンシン大学のWIDAコンソーシアムに参加する多くの州や学校では、総合スコア5.0以上をESLプログラムの公式な卒業基準として採用しています。

WIDA 5.0〜5.5が、多くの学校や教育機関でEAL卒業の基準とされています。

例として、東京のセイセンインターナショナルスクールは、卒業の基準をスコア5.5と明示しています。この学校では「EALサポートの出口基準は5.5であり、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの生徒プロファイルにも依存する」と保護者向けに説明しています。

EALの卒業基準は学校ごとに異なる

ところが、ここに落とし穴があります。EALの卒業基準は学校ごとに異なるという現実です。

お子さんがこの国際的な目安に達しないまま卒業となってしまう背景には、主に次のふたつのケースがあります。

  • 学校の卒業基準そのものが低いケース
    WIDA 4.0や4.5など、学校が独自に定めたラインをクリアすれば「卒業」と判断される場合です。国際的な目安から見れば不十分でも、その学校の中では「もう大丈夫」と扱われてしまいます。
  • 在籍期限やリソース事情によって卒業となるケース
    英語力が十分についていなくても、2〜3年といったEALの在籍期限が来たためにプログラムを離れなければならない場合です。

いずれにしても、お子さんが「学習言語」としての英語を十分に身につける前に、通常クラスへ移行してしまうことが起こりうるのです。

2. 不十分な英語力のまま通常クラスへ進むと、どんなリスクがあるのか

EAL卒業後、本当に困るのは、授業についていくための英語力が不足していることです。

教科書の長文が読めない、先生の早い説明が聞き取れない、エッセイで論理的な文章が書けない、ディスカッションで意見を言えない、こうした壁にぶつかると、お子さんは授業そのものが「わからない時間」になってしまいます。

そして「わからない→自信を失う→学習が遅れる」という悪循環に陥り、中学・高校へ進むにつれて周囲との差が一気に開いてしまう。さらに、EALの卒業基準は学校ごとに異なるため、「転校したらまたEALクラスに逆戻り」というケースも後を絶ちません。

「卒業した」という肩書きだけが先走り、学習言語としての英語力が置き去りにされてしまう。それが今、お子さんに起きていることかもしれません。

3. 今こそ必要な「4技能+思考力」をしっかり身につける外部サポート

では、この状況をどう立て直せばいいのでしょう。

大切なのは、英語の4技能を本来のEAL卒業レベルまで高めること。それも、特定の学校の基準を満たすだけの“卒業対策”ではなく、どの学校に行っても、どの教科でも困らない英語の土台を、時間をかけて築くことです。

  • リスニング:先生の説明や動画教材を8〜9割理解できる
  • スピーキング:根拠を示しながら自分の意見を述べ、議論できる
  • リーディング:学年相応の文章を読み、内容を要約・分析できる
  • ライティング:エッセイやレポートを構成立てて書ける

そして、EALクラスでは不足しがちな 「英語で考え、伝える力」= 思考力 も欠かせません。「What do you think?」に答えられる練習を積まなければ、通常クラスのエッセイやディスカッションで再びつまずきます。

しかし、一度EALを“卒業”してしまったお子さんは、学校内で体系的な英語サポートを受けることが難しくなっています。そこで現実的な選択肢となるのが、学校の外で、現役のインター教師による個別最適化されたサポートを受けることです。

4. 解決策:卒業後も使える「ISSJのEAL対策プログラム」

こうした「学校ではもう受けられない、でもまだ必要な英語サポート」を専門に提供しているのが私たちISSJです。

ISSJは、国内外34校以上のインター生をサポートしてきた実績を持ち、現役インターナショナルスクール教師によるマンツーマンオンライン指導を提供しています。

EAL対策プログラムはEAL在籍中の生徒の底上げを想定したプログラムですが、「期限でEALを卒業してしまったが、英語力が不十分」というお子さんにも、現役インター教師による徹底的なやり直しの場としてご活用いただけます。

ISSJのEAL対策プログラムの5つの特徴

01:現役インター教師が、弱点を見抜いて個別指導
講師は全員、現役でインター校の教壇に立つプロ教師。卒業判定のしくみを知り尽くしているからこそ、見落とされがちな弱点を見抜き、4技能をバランスよく鍛え直します。

02:成績表の“行間”を読み解き、いま必要な学習を提案
学期ごとの成績表を現役教師が分析し、インター校特有の表現から英語面の課題を特定。初回カウンセリングで「聞く・話す・読む・書く」の現在地を直接確認し、お子さんに合った学習計画を作成します。

03:「自分でできる」を育てて、通常クラスに追いつく力に
課題のスケジューリングから提出管理までをサポートし、「言われてからやる」ではなく「自分で計画し、実行する」力を育成。学校のEALでは手が回りにくい、自己管理能力の定着を目指します。

04:転校しても困らない、一生モノの英語力を
特定の学校の卒業基準を満たすためではなく、世界中のインター校で通用する盤石な英語の土台を築きます。転校しても「EALリセット」されない、一生ものの英語力を育てます。

05:「考える力」を英語で伸ばし、発言・作文を強化
理科や社会を題材に、「What do you think?」に答える練習を繰り返し、自分の考えを整理して書く・話す力を養成。通常クラスのエッセイやディスカッションでつまずく前に、思考力の土台を築きます。

※学校連携について
プログラムの標準には、学校のEAL担当教師との連携が含まれますが、これはお子さんが現在EALクラスに在籍している場合のサポートです。すでにEALを卒業されている場合は、この連携機能はご利用いただけません。代わりに、教師が直接お子さんの英語力を多角的に見極め、個別の強化プランを作成・実行することで、高い効果を生み出します。

5. まとめ:卒業したその先も困らない英語力を

EALの卒業証書は、本来ゴールではありません。にもかかわらず、現実には「学校ごとの基準の違い」や「期限が来たから」といった理由で、WIDA 5.0〜5.5といった国際的な目安に届かないまま卒業させられてしまうケースがあります。

その結果、授業がわからない、自信を失う、そして学習の遅れが深刻化する。

「卒業したはずなのに、授業がわからない」と感じているなら、それはお子さんからの「もう一度、英語の土台を固め直したい」というサインかもしれません。

ISSJのオンラインプログラムは、そんな不十分な英語力のまま卒業をしてしまったお子さんにこそ効果的な、やり直しと飛躍のための外部サポートです。学校連携こそ叶わなくとも、現役インター教師の目と指導力で、お子さんは確実に変わります。

まずはISSJの無料相談で、今のお子さんの立ち位置を教師の目で確かめてみませんか。

ISSJの無料相談で分かる
お子さまの「今」と「これから」。

「何から始めれば…」というご相談も大歓迎です。
日本人スタッフの丁寧なヒアリングとインター教師の確かな目線で、
お子さまにぴったりの学習ルートをご提案します。

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この記事を書いた人

海外で暮らす日本人家庭の教育課題に長年寄り添うインターナショナルスクール進学サポーター。世界各国の入学手続き、留学準備、EAL対応、学習支援、進路相談まで一気通貫で伴走し、数多くの生徒の「その子らしい進路選択」を支えます。
国境を越える教育のハードルを下げ、子どもたちが伸び伸びと学べる環境づくりを目指して活動中。

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