MENU
  • ホーム
  • よくある質問
  • 私たちについて
  • コラム
お気軽にご相談ください 無料相談&ご質問 無料相談はこちら
  • ホーム
  • よくある質問
  • 私たちについて
  • コラム

インターナショナルスクール入学前から知っておきたい本当の準備 ~ 合格後に待っている「見えない壁」

「合格できた!これでひと安心」
「でも、授業についていけるだろうか。EALがあるから大丈夫と言われたけど…」

インターナショナルスクールへの合格は、お子様にとって大きな一歩です。喜びに包まれる一方で、「本当にやっていけるだろうか」という不安がよぎるのも、親としてごく自然な気持ちです。私たちISSJにも、入学前や入学直後のご家庭から、同じようなご相談が数多く寄せられます。

実は、インター校で本当に必要な英語力は、合格時の「英会話力」とは別物です。

「日常会話はできるのに授業についていけない」「EALがあるから安心していたのに、なかなか卒業できない」、こうした声が入学後に多く聞かれるのも、そのためです。

この記事では、入学前・入学直後のご家庭が知っておくべき「見えない壁」の正体と、それを乗り越えるための具体的な準備についてお伝えします。

特に、次のような思いをお持ちのご家庭にこそ、お読みいただきたい内容です。

  • お子様のインター校合格が決まったが、入学後の授業や英語力に漠然とした不安を感じている
  • 「EALがあるから大丈夫」と言われているものの、それだけで十分なのか確信が持てない
  • 入学前に家庭でできる準備があるなら知りたいが、何から手をつければいいかわからない
  • すでに入学したが、「思っていたより授業が難しい」とお子様が戸惑いを見せ始めている
目次

1. インター入学後に立ちはだかる「見えない壁」の正体

【BICSとCALPの違い】日常会話はできるのに授業で苦戦する

インターナショナルスクール入学前から知っておきたい本当の準備 ~ 合格後に待っている「見えない壁」-1
BICSとCALP

休み時間に友達と笑い合えるようになると、「もう英語は大丈夫」と感じるものです。しかし、授業で求められる英語は、その延長線上にはありません。

友達との会話で使う「日常英語(BICS)」は、氷山の一角に過ぎません。授業で求められるのは、水面下に隠れた「アカデミック言語(CALP)」です。

例えば、歴史の授業で「植民地支配が現代の経済格差に与えた影響を論じなさい」と問われたとき、日常会話の語彙だけではレポートを書くことができません。

「話せるのに、深く読み書きできない」

このギャップに、多くの子どもが入学後に壁を感じます。

参考:What are BICS and CALP? | Colorín Colorado
参考:Academic Language and ELLs: What Teachers Need to Know

EAL授業はアカデミック言語(CALP)までカバーされない

EALクラスは、英語を基礎から学べる安心な場所です。

しかし、EALの主な役割は「授業に参加するための英語(BICS)」を身につけさせることまで。IBやIGCSEで評価される「アカデミック英語(CALP)」は、EALの授業だけでは十分に習得できません。

EALを卒業した途端、「内容は理解できるのに、エッセイが書けない」「議論についていけない」という壁にぶつかる生徒は少なくありません。

英語ゼロからインター入学は年齢に注意

英語ゼロからのスタートで海外大学進学を目指す場合、入学時10歳〜12歳(小5〜中1)が年齢的なリミットです。

高学年からのインター挑戦を成功させるためには、「EALで基礎的な英語をこなしながら、並行してアカデミックな思考力(CALP)も同時に強化していく」という過酷な並行作業が要求されます。

2. 入学前に知っておきたい、学校が求める「本当の英語力」

【学年別】求められる英語レベルの目安

  • 低学年(G1-G2)
    完璧な英語力よりも「新しい環境を楽しむ力」や「異文化への適応力」が重視されます。ただし、ご家庭の教育方針は面接でしっかり確認されます。
  • 高学年(G6以上)
    学年が上がるほど要求はシビアになります。求められるのは「英検○級レベルの単語を知っているか」ではなく、「その語彙を使って、自分の意見を論理的に書けるか」です。

参考:文部科学省:国際的な評価団体(WASC/CIS等)の認定を受けた外国人学校一覧
参考:欧州言語共通参照枠(CEFR)レベル定義の公式ガイドライン

学校は面接で何を見ているのか

MAPテストなどの学力測定は、あくまで現在の立ち位置の確認です。

合否を大きく左右するのは面接。評価されているのは「正解を言えるか」ではなく、「なぜそう思うの?」と深掘りされたときに、諦めずに言葉を紡げるか。その「考える力」と「伝える姿勢」です。

参考:MAPテスト(MAP Growth)

3. ご家庭でできる準備

入学後の壁に備えて、家庭でできることもあります。いくつかヒントをご紹介します。

①:リスニング:生きた英語の「行間」を読む訓練

字幕なしで、海外の同年代の子どもたちが議論している動画を聴き、「何を主張しているか」の要点をメモする練習が有効です。

② リーディング:ただ「読む」から「分析する」へのシフト

たくさん読むだけでなく、「なぜ著者はこの単語を選んだのか?」「この主張の根拠は十分か?」と問いかけながら読む習慣をつけましょう。

③ ライティング:日本人が最もつまずく「論理の構築」

インター校の評価基準は「何を知っているか」より「何を考え、どう伝えるか」です。Introduction(導入)・Body(本文)・Conclusion(結論)の3層構造で書く「ハンバーガー・ライティング」の型を身につけることが重要です。

ただ、正直なところ、これらをご家庭だけで継続するのは簡単ではありません。

評価基準を理解し、お子様の課題に合わせて適切なフィードバックをすることは、専門知識がなければ難しいものです。

4. 現役インター教師を味方に取り入れる

「家庭だけでは難しい」と感じたとき、専門家の力を借りることは、決して「手抜き」ではありません。むしろ、限られた時間の中でお子様の力を最大限に伸ばすための、賢い選択です。

特に、インター校の評価基準(ルーブリック)を熟知した現役教師の視点は、大きな助けになります。学生チューターの「自分はこうやって乗り切った」という経験則も参考になりますが、「評価する側」が何を見て、どこで点をつけるかを知っているプロの指導は、それとは別の価値があります。

ISSJでは、各国のインターナショナルスクールで教鞭をとる現役教師が、お子様の「考える力」「伝える力」を評価基準から逆算して指導します。EAL段階からIBを見据えた土台づくり、エッセイやプレゼンの具体的な改善まで、お子様の状況に合わせてマンツーマンでサポートします。

まとめ:「今できること」から始めるために

インターナショナルスクールは、英語を学ぶ場所ではなく、英語を使って「自ら考え、行動する」場所です。

合格はスタートライン。その先に待っている「見えない壁」を知り、今からできる準備を始めることこそが、お子様の自信と学びを守る最善の方法です。

「何から始めればいいかわからない」「今のままで大丈夫か不安」——そんな方は、まずはISSJの無料相談をご利用ください。お子様の現状をプロの視点で整理し、これからの学習プランを一緒に考えます。

よくある質問

インター校に合格するために、英検は受けるべきですか?

英検そのものより、「自分の意見を論理的に伝える力」が問われます。資格対策に時間をかけるより、日頃から「なぜそう思うの?」と問いかけ、考えを言語化する習慣をつける方が効果的です。

EALはいつ卒業するのが理想ですか?

学校やお子様の状況によりますが、MYP後半(G9-G10)までに卒業し、アカデミック英語(CALP)の土台を固めておくことが、IBDPでの成功につながります。

家庭では日本語で話していますが、英語に切り替えるべきですか?

無理に切り替える必要はありません。深い思考力は母語をベースに育ちます。「家では日本語で社会問題について話し合い、学校で英語に変換する」という二刀流が理想的です。

入学前から準備すべきことは何ですか?

まずは「考えを言葉にする習慣」をつけることです。日常の会話の中で「どうしてそう思うの?」と問いかけ、理由を説明する練習を積むことが、そのまま面接や授業での発言力につながります。

ISSJの無料相談で分かる
お子さまの「今」と「これから」。

「何から始めれば…」というご相談も大歓迎です。
日本人スタッフの丁寧なヒアリングとインター教師の確かな目線で、
お子さまにぴったりの学習ルートをご提案します。

Share
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

海外で暮らす日本人家庭の教育課題に長年寄り添うインターナショナルスクール進学サポーター。世界各国の入学手続き、留学準備、EAL対応、学習支援、進路相談まで一気通貫で伴走し、数多くの生徒の「その子らしい進路選択」を支えます。
国境を越える教育のハードルを下げ、子どもたちが伸び伸びと学べる環境づくりを目指して活動中。

目次